「続音信普通①」アップしました
続・音信普通①
信州の生まれだから、あまり寒さを感じないでしょう?と仲間から聞かれるが、やはり冬は寒い。特に今年の新年は、寒かった。大みそかから元旦にかけ、長崎では珍しく大雪。そんな中、恒例の雲仙宮崎旅館での年末・年始のロビーコンサートをポエと済ませ、1メートル近く伸びた氷柱や、すっぽりと雪に覆われた庭木を眺めながら、氷点下の露天風呂に入った。5分もしないうちに、いっちゃんは髪が凍ったとさわぎ、どうして俺のは凍らないのだろうと種口君が嘆き、相変わらず小川君は人の話を聞いていなかった。グループ結成20年、いつもの新年だった。
「二つの記録集、二つのニュース」
人により、あるいは立場により満足度はかなり違うかもしれないが、音楽祭4年目が無事に終わった。音楽連盟も、「長崎の唄、長崎の音」、それに同時開催された「たのシック・フェスティバル」に全力で取り組んだ。アンケートに、楽しかった、来年もぜひという言葉をたくさん見つけた。特に「たのシック」では、関わったスタッフの皆さんが、これはぜひ継続していこうと、力強く言って下さったのがとてもうれしかった。実際、来年にむけ県・市の担当者が、予算獲得にむけ着々と準備をすすめてくれている。心強い限りである。
大学も連盟も年度末。今連盟では、二つの記録集作成に取り組んでいる。ひとつは、唄音3カ年のデータを整理し、昨年は同時開催した「たのシック」も含め、取りあげた曲、出演者のリスト、実施したワークショップ、写真や新聞記事、それに関係者のコメントなどを集めている。この春、諸般の情勢によりまたお忙しくなりそうな江口事務局長の、編集長としての手腕が発揮されるだろう。もうひとつは、3カ年の唄音で取り上げた曲の楽譜記録集。長崎の唄を演奏しようと思っても、有名な数曲を除いて、なかなか楽譜が手に入らない。橋本剛君の編曲作品も含め、著作権の問題もクリアしながら、利用価値が高い楽譜集にしたい。
「この春の演奏会」
2月から3月にかけ、3年計画で実施してきた「長崎の演奏家たち」シリーズのまとめのコンサートがある。オリエンタル(2月27日、佐世保市民文化ホール)、ロシア(3月9日、香上銀行)、フレンチ(3月15日、香上銀行)と世界の音楽を特集する。1月29日には、マダムバタフライコンクール歴代入賞者による、ニューイヤーコンサートがブリックホールであり、連盟はそのオーケストラ編成のお手伝いをしている。今年度の音楽祭では、残念ながら記念オケ演奏会ができなかった。やはり、オーケストラは音楽祭の要だろう。今回の規模は40人と少なめだが、第2部では、「こうもり序曲」も演奏され、ちょっと遅めのニューイヤーが楽しめる。
年末には、うれしいニュースが二つ。土山秀夫先生(連盟顧問)に名誉市民の称号が贈られ、シーハットおおむらには、地域創造大賞(総務大臣賞)が授与された。改めて、継続する活動が如何に大切か、心を新たに、今年をスタートさせたい。
2011年1月17日
長崎県音楽連盟運営委員長
堀内 伊吹


